電子書籍リーダーについて
電子書籍といえば、必ず必要なのが、電子書籍を読むための端末。いわゆる「電子書籍リーダー」というものです。
電子書籍リーダーには、大きく分けて2つの種類があります。
一つは、iPadに代表される汎用的な電子書籍リーダー。iPadは、単に電子書籍を見るためだけの端末ではなく、インターネットでWebページを閲覧したり、ゲームをしたり、映画を楽しんだり、メールをしたりと、ほぼパソコンと同じ機能を持っています。
GoogleのNexusなども、この範疇に入ります。
これらの電子端末は、電子書籍を読むことに特化していませんが、多岐に渡る利用が可能なので、非常に人気を博しています。
もう一つは、AmazonのKindleに代表される、専用端末です。Kindleは、最近ではKindlefireが登場し、iPadと同じような使い方ができますが、Kindleは元々、Amazonの電子書籍を見るための専用端末として開発されました。
しかも、文字もの中心の閲覧(閲覧というよりは、読書です)に最適なようにサイズ、画面設定が最適化されています。
そのため、カラー表示ではなく、モノクロ表示です。
専用端末のメリットは、非常に安価なこと。また、バッテリーの持ちが非常に良いことです。
どちらの電子書籍リーダーが優れているかは論じるつもりはありません。要は、利用者がどんな使い方をするか、によります。
小説など、文字ものを中心に読んだり、モノクロのコミックを読むだけなら、専用端末(Kindleなど)で十分だと思います。軽いし、安いし、読みやすいし、バッテリーが長持ちします。
方や、ネットも使いたい、WEBもしたい、電子書籍も読みたいというニーズに答えるのは、iPadなどの汎用性のある端末です。
ライフスタイルに応じて選択すべき問題です。
個人的には、iPadをもっているのですが、寝室で寝転がって小説を読むには、Kindleの方がいいんじゃないかと思っています。